2018年 01月 26日
シルバー川柳 その35
170 対座して 想い出交わす 墓参り
桜、紅葉の時期などは墓参り5分、写真1時間だったのが冬枯れのこの時期五色園は墓参りに専念。
静まりかえった霊園で寒風を共有しながら苦楽を共にした想い出を交わす幸せな時間。時間はたっぷりある。
171 無人レジ 操作分らず 悲鳴あげ
最近はスーパーにも無人レジが出現。年寄りは操作に戸惑い後ろに並ばれるとパニック状態。時代の流れか老人には困ったものだ
172 解決は とりあえずして 先延ばし
「とりあえず」は便利なセリフだ双方にあまり傷つけなく応急処置をしてしまう。問題解決の再発防止を叫びながら原因追及されるのが恐ろしいのか、根本対策は先延ばし忘れ去るのを期待する浅ましさ。
173 環境は 人の意志まで 左右する
今後の事も考えて老人ホームあちこち見学する。至れり尽くせりのサービスにとかく自立精神が安易
方向に傾きかける。マイホームにも愛着がありもうひと踏ん張り自立生活を自助努力しよう。
174 ウオークで ペースダウンに 老いを知り
次々に追い抜かれこんなはずではないのにと思いながらも歩が進まない。年寄りのウオークは
ゆっくりペースで競争することなく背筋をピンと伸ばして歩けばいいのだ。
by shb3539
| 2018-01-26 16:48
| シルバー川柳
|
Comments(2)